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ジャパン駅伝ツアー東京ファイナル
ジャパン駅伝ツアー2016−2017も10月の沖縄大会、
11月の東京大会、先日の神戸大会が終了し、
いよいよ4月の東京ファイナルを残すのみとなりました!
皆様、エントリーはお済みでしょうか?
たまに、仲間と話だけ盛り上がって、
肝心なエントリーや参加費振込を忘れていたという話も聞きますので(笑)
チームの代表者の方、マネージャーさんはお忘れなくお願い致します。
自分も学生時代はマネージャーだったこともあり、
卒業後にOBの仲間で集まっていた市民ランナーチームでは
よくエントリーをしていました。
チームのキャプテンと一緒に区間配置を考えるのも一つの楽しみでしたね!
小学校のリレーでしたら、よくアンカーに一番速い選手が配置されることが多いですが、
駅伝の場合、1区での出遅れは避けたいところ。
マイペースで仲間と楽しく参加したいというチームの方も
1区だと遅れたら逆に目立ってしまうので、
チームの中でも1番自信のある方が走るのではないでしょうか?
そこで、今回はジャパン駅伝ツアーファイナルの区間配置について考えてみたいと思います。

【エンジョイの部】
4区間12km
1区4km、2区2km、3区2km、4区4km
(エンジョイの部は2名、3名、4名でも出場できますが、ここでは4名の場合で書かせていただきます。)
エンジョイの部という名称ですので楽しくファンランというチームの方や
家族で思い出作りに走るチームの方も多いですが、
最近は競技レベルの高いシリアスなエンジョイチームも拝見します(笑)
1区と4区が4km。2区と3区が2kmということで、シュミレーションしてみましょう。
Aさん > Bさん > Cさん > Dさん
左からタイムの速い順と仮定します。
☆オーソドックスな区間配置例☆
- 1区 Aさん
- 2区 Cさん
- 3区 Dさん
- 4区 Bさん
☆前半型の区間配置例☆
- 1区 Aさん
- 2区 Bさん
- 3区 Dさん
- 4区 Cさん
あるいは3区と4区を逆にしてA→B→C→Dと勝負をかけるのもありですね!
2名、3名で出場される方はペース配分に気をつけて走ってください。
他のチームが襷リレーの前後でペースが上がってもペースに惑わされず
一定したリズムで走ることがカギとなるでしょう。
続いて
【エキサイティングの部】
4区間20km
1区6km 2区4km 3区4km 4区6km
4区間で20km、1人5kmずつではなく、4kmや6kmと距離に差があるところに
駆け引きや作戦で差がつきそうです。
おなじく
Aさん > Bさん > Cさん > Dさん
で仮定してみたいと思います。
スタミナ型、スピード型、男女、競技歴、スポーツ歴、トレーニングの状態、
前日が残業だった、飲み会の翌日で二日酔いなど、条件によって変わってきますので、
あくまでもご参考程度、シュミレーション程度に考えていただけたら幸いです(笑)
☆オーソドックスな区間配置例☆
- 1区 Aさん
- 2区 Cさん
- 3区 Dさん
- 4区 Bさん
やはり長い区間は重要と考えて並べてみました!
☆前半重視型・区間配置例☆
- 1区 Aさん
- 2区 Bさん
- 3区 Dさん
- 4区 Cさん
1区、2区で流れに乗るは駅伝の鉄則。Cさんの粘りに期待ですね!
☆アンカー勝負型・区間配置例☆
- 1区 Bさん
- 2区 Cさん
- 3区 Dさん
- 4区 Aさん
Aさんに自信がある場合
逆にチームメイトの差があまりない場合
Aさんが競り合いよりも追い上げに強い場合
など、条件にもよりますがエースをアンカーに配置できるチームは強いですね!
あくまでも机の上での計算ですので、実際の駅伝は生もの!
出場される選手の皆さんのタイム、個性、性格、男女によっても変わってくるでしょう!
ただこうやって区間配置を考えるのもご自身が監督さんになった気分で面白いですよね!
まだ本番まで時間もあるのでしっかりトレーニングができます。
特に駅伝の場合は普段のジョギング、ランニングに加えて、
ウインドスプリントを日頃から取り入れることで、キレのある走りにつながります。
※ウインドスプリント:全力疾走の8割くらいのスピードでの150m~200mを走って心肺機能や脚に刺激を入れる
あるいは、ランニングのあと1kmをレースペースで走るのもオススメです。
備えあれば憂いなし!
4月9日ジャパン駅伝ツアー東京ファイナルでたくさんのランナーさんに
お会いできるのを楽しみにしています!
M高史